2020年7月の中禅寺湖へ

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 2020年7月2日、私は今季初となる中禅寺湖へと向かっていた。新型コロナウイルスの影響+現地まで行くのが面倒臭くて、今年は行けていなかったのだ。


「もうレイクトラウトは終了ですね」

 道中には、いつも通り鹿さん達が群れていた。車が来ても逃げないので、その内ひかれるのではないだろうか? と思いつつ、慎重にその横を通過(案の定、帰りにひかれて死んでいた)。

 山側に入る予定だったので、越後屋で日釣り券(2,200円)を購入。新型コロナ対策なのか、屋外で購入するようになっていた。

 タックルの準備を整えたら、真っ暗な湖畔の道をテクテクと歩いて目的の場所へ。時期的に人がほとんど居らず、雨も降っていたので少し怖い感じがした。

 そのせいか、予定していたポイントをうっかり通過してしまったが、午前4時を過ぎていたので適当なところで始める。

 まずは、ミノーやジグミノーで表層を探ってみたが何も無し。プロビア 14gに変更して深場を探ると、一投目の着底直後に何やらロッドが重くなる。レイクトラウトは、ビニール袋や段ボールとよく似た引きをするが、これは湖底に沈んだ木の枝のようだった。

 どう考えてもゴミだろうと思ったのだが、上がって来たのは60㎝ほどのレイクトラウト。高水温のためか、だいぶお疲れのようだ。


「7月はもう駄目ですね」

 この日の朝の表層水温は17℃ほどで、レイクトラウトにとってはすでにキツイ水温らしい。弱らせては可哀想なので、計測は行わず、急いで写真を撮ってすぐにリリース。ゆったりと深場に戻って行った。高湿度でカメラが曇り、残念ながらまともな写真は撮れなかったが、これは仕方が無いだろう。

 今の時期でも、深場を探ればレイクトラウトを釣ることは出来るが、すぐに弱るので推奨されないようだ。移動した先では、リリースをミスったと思われる子レイクさんがプカプカと浮いていた。


「子レイクさん……」

 今日はレイクトラウト狙いは止めておこう……と思いつつ、狙いをブラウンちゃんと二ジーさんに変え、ミノーメインで狙っていく。

 ランガンしながら70mmを沖に向かってキャストして巻いていると突然、リールが巻けなくなった。しかし、しばらく釣りをしていなかった私はボケていたようで、「アレ? 何で沖で根掛かりするんだろう? ああ……あれは魚だったのか」とか思ったのみ。

 このアタリの主はニジマスだったのではないかと思うが、それ以降は何もなし。蝉パターンも成立しそうにないので、午前8時半にはいろは坂を下ったのだった。

今回の釣行を振り返って……

 何とか釣れてくれましたが、時期的にレイクトラウト狙いは控えた方が良さそうな気がしました。深場を探れば釣れますが、想像以上にパワーが無いです。60㎝位の綺麗なレイクトラウトでしたが、盛期の40㎝クラスの引きでした……。

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