渓流は癒しの場では無かったようです

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 6月13日、梅雨の中休みのよく晴れた日に渓流に行って来た。利根川も良いタイミングではあったのだが、ちょっと癒されたいなと思いつつ……。

2019パーマークを見に行こう! VOL.4

「魚……居ますか?」

 午前5時に目的の川に到着。水量・水質は申し分なく、清流のように綺麗な状態。このタイミングであれば簡単に釣れるだろう……そう思った。

 天羽50Sを流れに放り込みながら進むと、すぐにヒット! サイズはそれ程でもないが、良く引いて楽しませてくれたのは、9寸あるかないか位の山女魚さん。


「このサイズを数釣りしたいのですが……」

 相当に活性が高いらしく、もの凄く良い喰い方をしていた。掛かってくれたことに感謝してリリース。再び流れにルアーを入れて行くと、小型ではあるものの、山女魚が次々にヒットしてくる。


「ちびっ子は元気でした」

 その追い方、食い方に、これは爆釣だろうと思ったのだが、それはほんの100m位のこと……。その地点を過ぎたら、ほとんど出て来なくなった。

 こう言う時は、何が原因なのだろう?……と考えてみる。恐らく、数がそれほど居ないのだろう。今は何処に出しても恥ずかしくない清流っぽい流れだが、つい最近まで瀬切れを起こす寸前の渇水状態だったのだ。


 

「山登りに行った方が良かったかも……」

 超が付くほどの良い天気だし、この程度の釣果なら、山にでも登った方が良かったかもしれない。まあ、今日は渓流釣りをすると決めたので、午前7時を回った位に最初のポイントを諦め、次の場所に移動した。


「良いポイントが少ないんですよね~」

 次のポイントも水量、水質等は素晴らしい状態。スピニングタックルから、ベイトタックル「ワイズストリーム 45ULB-3」に変更して探って行く。しかし、魚がほとんど出てこない。

 新しい足跡は無いし、釣れないのは腕が悪いから? それとも魚が居ないから? そんなことを考えていると、なかなか良いサイズが天羽45Sに反応したが、残念ながら掛けられなかった。

 少し上流に移動してみたが、こちらもそんなには出て来ない。そして、良型は軽く突いて反転される状況……。使っていたのは、夜光貝仕様の45mm。普段は出て来ないような尺絡みの良型が出てくるのだが、やはりキレが悪いような気がする。

 アプローチに気を付ければ問題無い範囲なのだが、ここはアップでしか打てない渓相。多少、キレが良いアルミ貼りの45mmに変更した。すると、7寸位の山女魚が連続でヒット! しかしバラシ……。今回も45ULB-3の入魂は出来ないのか……そう思ったら、お情けでちびっ子山女魚さんが来てくれた。


「ついに入魂……です」

 ちびっ子で入魂とは私らしいなと思いつつ、丁寧にフックを外してリリース。次を期待したが、いくつかバラしたのみ……。疲れたので、お昼を回った所で今回の釣りを終了とした。 

今回の釣行を振り返って……

 タイミング的には完璧で、爆釣条件が揃っていた割には貧果に終わりました。ついこの間まで瀬切れを起こすほどの渇水だったため、魚が居る場所が限られているのかもしれません。次回は癒されたいです……。